つば九郎の人生相談「定年退職後、時間をどう使ったらいいのかわかりません」
第33回
今シーズンもフリップ芸に磨きがかかる東京ヤクルトスワローズのマスコット、つば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる~く答えていきます。
【お悩み】
サラリーマン生活があと数カ月で終わりますが、ヒマになって時間をもてあましそうで不安です。定年退職後は、どうしたら有意義に過ごせるでしょうか。(明太子/福岡市)
ひまと とことん つきあってみる
――ヒマならヒマで、その状態をとことん突き詰めてみろということですか?
つば九郎 ひまにも、いろいろあるけど、どれくらいひまなのか? まずはたいけんしてみること。いがいに、ひまだけどいそがしいこともあるし、ひまだからたのしいこともあるかもしれないし。
――定年まで働きづめだったとしたら、しばらくの間は、ヒマな時期も楽しめるかもしれないけど、「ヒマすぎて耐えられない」という事態にもなりそうですが......。
つば九郎 このかたは、ふくおかざいじゅうでしょ? いいなぁ、まいにちなかすであそべるのか......。
――料理は美味しいし、お店はたくさんあるし、お酒を飲む人にとっては中洲や天神は最高ですからね。
つば九郎 ていねんごも、まだおしごとするのかはわからないけど、たいしょくきんやねんきんをたいせつにつかって、ゆういぎなじかんをすごしてほしいな。
――本当にそうなればいいですね。でも、「やっぱりヒマが耐えられない」となったらどうしましょう。
つば九郎 まずは、そのひまをたのしんでみて、それでも「やっぱりたのしめない」となったら、もういちどそうだんしてください。でも、きっと、あたらしいたのしみがみつかるとおもうけどな。