箱根駅伝で駒澤大を脅かすことができるのは?「駅伝に詳しすぎるアイドル」西村菜那子は青学大と城西大に注目 (3ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

 その中で西村さんが「キーマンになる」と考えているのは、佐藤一世(4年)と黒田朝日(2年)だ。

「1年時から活躍して『駅伝男』と言われた佐藤選手が、MARCH対抗戦の1万mで28分11秒00の自己ベストを出しました。調子を上げているので、最後の箱根は2区で快走してくれるでしょう。

 黒田選手も2区の可能性はあると思いますが、前回候補だった5区で彼が走る姿を見られたらうれしいですね。黒田選手が5区に入れば、若林宏樹選手(3年)は3区でしょうか。全日本8区の田中悠登選手(3年)のデットヒートを制した走りは感動的でしたし、太田蒼生選手(3年)も万全なら戦力として大きいです。駒澤大優勢と見られている第100回大会の優勝争いも、最後まで見逃せませんよ」

(シード権争い編:上位にいく大学、「台風の目」となりそうな大学は?>>)

【プロフィール】
西村菜那子(にしむら・ななこ)

1997年8月11生まれ。長野県出身。2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で箱根駅伝を見るようになり、現在は大学駅伝だけでなく、あらゆる駅伝大会に精通している。2022年9月にNGT48を卒業し、舞台など活動の幅を広げている。

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