2014.03.01

【続・東京マラソンへの道】中島彩「チャリティRUNに込めた想い」

  • 中島彩●文 text by Nakajima Aya 喜 安●撮影 photo by Kiyasu

チャリティTシャツの背中に震災復興への願いを書きましたチャリティTシャツの背中に震災復興への願いを書きました  このような形で偶然にも出会えたことが、とても嬉しかったです。チャリティTシャツを着ていて本当に良かったと思いました。チャリティで集めた寄付金や復興への想いが、そのランナーの家族やお知り合いの方の力になれますようにと願ってお別れしました。また、その後も走っていると、沿道から応援してくれる方々が背中のメッセージに気づいて、「チャリティランナーの中嶋さん、頑張って!」と言っていただきました。「震災への想いはきっと届くはず!」。そう信じて、東京マラソンを走りましたよ!

☆リアルタイムで被災地の方にメッセージを!

 以前にもコラムで書きましたが(「チャリティランナーとして再び東北へ」)、陸前高田に住んでいらっしゃる方から、「東京マラソンを観に行きたいけど、なかなか行けない」という言葉をいただきました。私も被災地の方に来てもらいたいし、走る姿を見ていただきたい......。しかし、様々な事情があるので、そう簡単に東京まで行けません。そこで私は、走りながらインターネットで実況することで、少しでも被災地の方々に東京マラソンの雰囲気を実感してもらおうと思いました。

 昨年も私はチャリティランナーとして東京マラソンを走りましたが、そのときは42.195キロを完走することで精神的にいっぱいになっていました。しかし、私もランニングを始めて3年目。多くの大会で経験を積んだことで、「RUN+α」なチャレンジをしてみようと思ったのです。

 私が試みたのは、スマートフォンなどから無料でライブ配信のできるコミュニケーション・サービス「ツイットキャスティング(通称ツイキャス)」を使い、東京マラソンを走りながらいろんな場所をリポートするというチャレンジです(詳細は「東京マラソン2014を生中継!」を参照)。すると、陸前高田で知り合った方々から、「ちゃんと見えているよ!頑張ってね!」というコメントが次々と送られてきました! また、他の視聴者の方からは、「チャリティランナーというシステムがあるんですね」と、被災地復興支援のことを知ってもらえる機会にもなったのです(ツイキャスのライブ履歴に映像が残っています)。さらに、完走したあともいろんな方からコメントをいただき、「心と心がつながる東京マラソン」を少しでも実現できたことに嬉しくなりました。まずは一歩ずつ、自分にできることから頑張っていければいいなと思いました。