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世界選手権3冠のファンデルワウがガールズケイリン選手を「すごく尊敬できる」と称賛 絶対女王・佐藤水菜の存在も語る (3ページ目)

  • text by Sportiva

――すでにいくつかの競輪場でのレースを経験していますが、日本の競輪の環境についてはどのような印象を持ちましたか。

 本当に競輪場がたくさんありますよね。ほかの国ではここまで環境は整っていませんので、その面でもすごくいいと思っています。それから競輪選手もたくさんいますし、日本競輪選手養成所にも候補生がたくさんいるので、日本のナショナルチームのコーチたちは、才能を見つけ出すのが簡単なのではないかと思いますね(笑)。

日本の競輪用の自転車にも慣れ、好成績を連発するファンデルワウ日本の競輪用の自転車にも慣れ、好成績を連発するファンデルワウこの記事に関連する写真を見る

【不遇を乗り越え世界一に】

――ファンデルワウ選手は国際大会に出場し始めた当初は結果を出せず、不遇の時期を過ごしていました。ただ、今は世界選手権での3冠、そして1kmタイムトライアルの世界記録保持者でもあります。どんな思いを持ってここまで上り詰めたのでしょうか。

 私は19~20歳くらいの時に両親が離婚して悲しい時期を過ごしましたし、競技面でも辛い時期でした。というのも、当時のコーチから「体重を落とせ」と言われたんですが、それが原因でスプリンターとして必要なエネルギーを摂れず、同時に成績も下がってしまいました。それにより自分の技術に満足することができず、自分にいい印象も持てませんでした。だから東京オリンピックに選ばれることができませんでした。

 そこからは次のパリオリンピックに向けて、ひたすらトレーニングに励みました。その結果、少しずつ成績がよくなってきて、今度こそチャンスがあると確信できる状態までいけました。そしてパリオリンピックではケイリンで銀メダル、スプリントとチームスプリントで4位になることができました。

――ここまでの道のりを伺うと、とても精神的な強さを感じますが、ご自身ではどんな性格だと分析していますか。

 基本的にポジティブな性格だと思っています。ときどきストレスを感じることもありますが、前向きに考えたほうが気分も上がりますので、そう考えるようにしています。(20代前半の)調子が悪かった時は周りの環境がよくありませんでしたが、環境が整えば頑張れると思っています。

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