馬淵優佳が「いい筋肉がついていてすごくいい」と北爪凜々のスタイルを絶賛 「飛込選手は結構おしりとかムキムキ」
引退からの復帰という共通点をもつ、飛込の馬淵優佳(左)とエアロビック競技の北爪凜々この記事に関連する写真を見る馬淵優佳×北爪凜々 クロストーク後編
●対談前編:引退→現役復帰の共通点を持つ2人 離れて感じたかっこよさと「これしかないと気づいた」自分>>
飛込の馬淵優佳とエアロビック競技の北爪凜々の対談後編では、アスリート同士だからこそ感じる疑問や悩みについて語り合った。
――それぞれの競技を見ていて、練習への向き合い方とか、練習の仕方とか、疑問に感じることはありますか。
馬淵 手だけで体を浮かせてくるくる回っている練習を見たんですが、自分もそういうトレーニングをしているので、すごく筋力がいるだろうなと思いました。ジャンプの仕方とか、骨盤の向きとかは飛込もすごく大事なので、どんなトレーニングをしているんだろうと。普段はどのくらいトレーニングをしているんですか。
北爪 週4日、3時間くらい練習をしていて、ウエイトトレーニングよりも自体重が中心です。ジャンプについては、内側広筋やハムストリングの筋トレとか、いろんなトレーニングがあります。いきなりエレメント(技)の練習をするんじゃなくて、その前の動作が大事になってくるので、結構基礎を重点的にやっています。私もトレーニングはすごく気になったんですが、どんなトレーニングをしていますか。
馬淵 私は柔軟や基礎をやって、あとはトランポリンでのトレーニングをしています。飛込は宙返りがあるので、宙返りの練習もしますね。それから体幹トレーニングやウエイトトレーニングもしたり。ジャンプもするのでスクワットも多くて、下半身を鍛えています。足は痛くならないですか。
北爪 なります。トランジションと言って、床を転がったりするんですけど、アザだらけになります。大会前になると演技の練習ばかりになるので、床を転がることが多くて、「あれっ、このアザなんだっけ」ということが頻繁にありますね。
馬淵 私も今ちょうどアザがあります。1週間くらい前に失敗してアザができました。失敗するとすごく痛いんですけど、どちらかというと心をやられますね。ちょっと引きずります。技で失敗して地面に叩きつけられるようなことはありますか。息が止まったりとか。
北爪 体は何とか腕で支えたりします。息は、踊っている時にはしていないかもしれないですね。演技中(約1分20秒)は無呼吸かも。終わった後に、大きくハッーと息してます。
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