2017.11.17

五輪メダルに必須。ボルダリング女王・
野口啓代が取り組む「スピード」

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro photo by IFSC/Eddie Fowke co-operated by UNDERGROUND

 2020年東京オリンピックの実施種目になっているスポーツクライミングは、リード、ボルダリング、スピードの3種目の複合成績で争われるが、先月末に日本山岳・スポーツクライミング協会から、第1期オリンピック強化選手が発表された。

 男子は楢﨑明智(めいち/18歳)、緒方良行(19歳)、是永敬一郎(21歳)、楢﨑智亜(ともあ/21歳)、藤井快(こころ/24歳)、渡部桂太(24歳)

 女子は谷井菜月(14歳)、森秋彩(もり あい/14歳)、伊藤ふたば(15歳)、野中生萌(みほう/20歳)、尾上彩(おのえ あや/22歳)、野口啓代(あきよ/28歳)。
※男女とも半年ごとに追加・入れ替えがある

 3年後に向けて本格的な強化プログラムが始動するが、ボルダリングとリードの2種目で世界五指に入る実力を持つ野口啓代は、今年9月に東京五輪に向けた第一歩をすでに踏み出している。

ボルダリング、リード種目を得意とする野口啓代 (c)IFSC/Eddie Fowke
 イランで開催されたアジア選手権で、2連覇したボルダリングと2位になったリードの結果に隠れて報じられなかったが、野口はスピードにも出場していたのだ。クライミング界初のオリンピアンを目指す野口に、本格的に取り組み始めるスピード種目について訊いた−−−。