【ボクシング】マイク・タイソンの豪邸売却は改心の表れ?

  • 三尾圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿184

 現役時代は試合中にイベンダー・ホリフィールド(52歳)の耳を噛みちぎるなど、獰猛な性格で恐れられたマイク・タイソン(48歳)。しかし、最近はホリフィールドの主催するイベントに笑顔で登場するなど、温和な雰囲気を見せるようになってきた(アメスポ事件簿50「マイク・タイソンが因縁のライバルと仲直り?」参照)。

 そんなタイソンが、またも優しい一面を見せて周囲を驚かせている。それは、オハイオ州に所持しているタイソンの敷地と豪邸を、地域の教会に格安で売却したからだ。

 敷地の広さは、なんと58エーカー(東京ドーム約5個分)。そして豪邸は、5つの寝室と8つのトイレが完備されている。広大な土地は地域住民に開放し、豪邸は教会堂に改装するという。タイトンはそれまで130万ドル(約1億5500万円)で売りに出していたが、教会には75万ドル(約9000万円)で売却。半値近いプライスダウンで提供している。タイソンの改心は、誠か否か......。

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