マヂラブ野田クリスタルがクソゲーだらけの自ら開発したゲームを解説! (4ページ目)

  • 都合亮太●取材・文 text by Togo Ryota
  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao

――次はどのようなゲームを作ってみたいですか。

 僕自身が好きというのもあって、次に作るとしたら格ゲータイトルを考えています。内容に関するアイデアも1つあります。最近の格ゲーはコマンドが簡易化されたり、細かい部分でストレスも減らされていたりと、初心者に配慮した作りになってきています。だから、あえてコマンドをメチャクチャ難しくしちゃおうかなと思っています。技を1つ出すのにもひと苦労で、出せたらほぼ勝ちみたいな、操作が難しすぎる格ゲーです。これもやってみれば意外と盛り上がりそうな気がしています。

――最後に野田さんからプレーヤーの皆さんに伝えたいことはありますか。

 僕はゲームって「勝ちにいくと面白い」ものだと思っています。和気あいあいなのもいいんですけど、プレッシャーを感じながらプレーするのも面白い。それは『スーパー野田ゲーPARTY』でも同じで、内容はクソゲーだらけなんですけど、クソゲーも突き詰めていくとやりがいが見えてくるはずです。プレーヤーのみなさんには制作者側の想定を超えてきて欲しいというか、こっちが意図していないくらいやり込んでもらえるとうれしいですね。

【Profile】
野田クリスタル
1986年生まれ。マヂカルラブリーのボケ担当。「M-1グランプリ2020」優勝。コンビで漫才を披露する一方、自作ゲーム「野田ゲー」の制作でも話題となり、「R-1ぐらんぷり2020」で自作ゲームをプレーするネタで優勝している。
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YouTubeチャンネル:野田クリスタル【野田ゲー】>>

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