『ハイキュー‼』のベストメンバーをVリーガー12人が厳選。選手の視点から夢の「最強チーム」を作りあげた!
マンガ『ハイキュー‼』とV.LEAGUEのコラボマッチイベント「ハイキュー‼×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH "THE VOLLEYBALL"」が、8月13日、14日に大田区総合体育館で開催される。
14日はV.LEAGUE「DIVISION1 MEN」 のチームから選抜された選手によって結成されたスペシャルチームが、豪華エキシビションマッチを行なう予定になっている。そのエキシビジョンマッチに出場するVリーガーたちが、『ハイキュー‼』のベストメンバーを厳選した。
※紹介の順番は2021-2022のレギュラーラウンド上位から。
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(c)古舘春一/集英社この記事に関連する写真を見る◆西田寛基(にしだ・ひろき)
サントリーサンバーズ/セッター
Q1.あなたが思う『ハイキュー‼』のベストメンバーを、理由と一緒に教えてください。
【オポジット/アウトサイドヒッター】
●木兎光太郎/梟谷学園高校3年
・・・柔軟な思考力、幅広いコースの打ち分け、ポジティブなメンタル。とても理想的でキャリアのある選手なので、安定感もありながらの大胆なプレーに期待します。
●澤村大地/烏野高校3年
・・・志が高く、チームに欠かせない存在なため。プレーや、それ以外のところでもチームにいい影響を与えてくれそう。
●宮治/稲荷崎高校2年
・・・攻守ともに優れていて、相手にプレッシャーをかけられる、チームとしてなくてはならない存在。どんなプレーにも対応できる能力にも期待。
【ミドルブロッカー】
●黒尾鉄朗/音駒高校3年
・・・幼馴染である孤爪との、絆のあるプレーで攻守ともに活躍してくれるはず。また、月島を覚醒させた師匠として、月島との対角コンビにも大いに期待。
●月島蛍/烏野高校1年
・・・相手チームに対しての分析能力が高いため、特にブロックで貢献してもらいたい。孤爪が月島にセットしているところも見てみたいから。
【セッター】
●孤爪研磨/音駒高校2年
・・・冷静沈着なセッターで感情的にならず、常に相手や仲間のことを把握できている印象があるから。
【リベロ】
●西谷夕/烏野高校2年
・・・足を使ってでもボールに食らいつく姿がカッコいい。チームのメンバーに対して、愛が強いところも。
Q2.『ハイキュー‼』で印象に残っている試合、シーンは?
白鳥沢学園戦で、誰も烏野高校が勝つとは思っていないなか、激闘の末に勝利して澤村、東峰(旭)、菅原(孝支)が無言で涙を流しながら抱き合っていたシーン。チームを支え続けてきた3年生3人の涙に感動しました。
Q3.『ハイキュー‼』内で、ベストプレーだと思うシーンは?
春高バレー予選の決勝、烏野vs白鳥沢学園の試合で、月島が牛島(若利)をシャットアウトしたところ。月島が圧力をかけて、相手セッターのトスが低くなってしまう。それを待っていたかのように月島は適切な助走をして、あえてブロックの間を空ける。牛島は空いているブロックの間に渾身のスパイクを打ち込むが、月島は空いているところに腕を動かし、シャットアウト。月島が覚醒した瞬間はとても見ごたえがありました。
――選手自身のことについて――
Q4.自分が得意としているプレー、見てほしいプレーは?
スパイカーの持ち味を引き出す柔らかいトス。相手の隙を観察し、前後左右に揺さぶるサーブ。チームを勢いづける持ち前のキャラクターなどです。
Q5.所属しているチームの特徴、大切にしていること、雰囲気などを教えてください。
「PLAY HARD」というスローガンのもと、ひとりひとりが限界を定めることなく、精神的・肉体的に強くなり、情熱を持って取り組んでいます。とにかく明るいサンバーズであり、全員が謙虚で、前向きです。
Q6.オフの過ごし方、趣味などを教えてください。
ドライブ。大自然に触れること。美味しいものを食べに行くこと。
Q7.2022-23シーズンの目標、意気込みをお願いします。
昨シーズンは苦しい状況もありましたが、自身の今後の成長につながるシーズンでした。その貴重な経験を活かすも殺すも自分次第ですが、必ずモノにし、飛躍の年となるように覚悟を持って取り組んでいきます。セッターとして周りを動かす役割を実行し、メンバーからの信頼を得て、自分らしさを全うし続けます。温かいご声援、よろしくお願いいたします。
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