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【競馬予想】天皇賞・春はクロワデュノールが断然も、「決め手ある」伏兵の一発にも注意せよ (2ページ目)

  • 武藤大作●取材・構成 text by Daisaku Mutoh

――その他、注目している馬はいますか。

大西 アドマイヤテラ(牡5歳)は外せません。昨年のジャパンカップでは落馬のアクシデントがありましたが、カラ馬の状態ながら先頭でゴール板を通過。非常に真面目な馬だと思います。

 前走のGⅡ阪神大賞典(3月22日/阪神・芝3000m)でもレコードタイムで完勝。スピード対応にも問題ありません。

 また、鞍上の武豊騎手は馬のアタリが柔らかく、馬がゲートを出たなりの位置でレースを組み立てられます。先週のGⅡマイラーズCにおいて、アドマイヤズームを勝利に導いた際もそうでした。この胆力、さらに馬の気持ちを重視した騎乗スタイルは、まさに長距離向きです。

――現に武豊騎手は天皇賞・春では歴代最多の8勝。今年も「平成の盾男」と呼ばれる名手の手綱さばきが注目されますね。ところで、昨年の覇者ヘデントール(牡5歳)についてはどう見ていますか。

大西 ヘデントールは、3番手の評価です。前走のGⅡ京都記念(2月15日/京都・芝2200m)は8着でしたが、骨折明けの一戦で今回に向けては見直しができると踏んでいます。

 鞍上を務めるのがクリストフ・ルメール騎手というのも心強い限りです。彼も折り合いが巧みな名手で、最大の強みは自ら動けること。どんな大舞台であってもペースが遅いと見るや、大胆に仕かけていく光景はこれまでも何度も目にしてきました。馬の状態さえ整っていれば、手強い存在です。

――それら強力な面々がそろうなかで、伏兵が割って入る余地はあるでしょうか。

大西 大阪杯でも「ヒモ穴」に推したタガノデュード(牡5歳)に再度、一発の可能性を感じています。

天皇賞・春での一発が期待されるタガノデュード photo by Eiichi Yamane/AFLO天皇賞・春での一発が期待されるタガノデュード photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る

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