【競馬予想】皐月賞は「中山・芝2000m」での種牡馬の勝率に注目 名馬と血統構成が似た1頭もチャンス十分 (2ページ目)
【もう1頭は、総合力の高さでGⅠ2勝目を目指す】
もう1頭はロブチェン(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)を推す。同馬の父ワールドプレミアは現3歳が初年度産駒の新種牡馬。産駒の中山・芝2000mの成績は8戦して1勝のみだが、その1勝が同馬によるホープフルSだ。
ロブチェンの配合を見ると、母の父がストームキャットの代表産駒の1頭であるジャイアンツコーズウェイで、祖母の父がアンブライドルズソング。この配合は2020年の皐月賞馬であり、クラシック三冠馬のコントレイルと似た血統構成で、父系のディープインパクト、母系のストームキャットとアンブライドルズソングが共通している。
ロブチェンのこれまでの3戦を見ると、重馬場の新馬戦(京都・芝2000m)を逃げ切りで、続くホープフルSを4コーナー7番手から差し切りで勝利。前走のGⅢ共同通信杯(芝・1800m)は3着と初めて敗れたが、1分45秒5とレースレコードでの決着となったなか、4番手追走から勝ち馬とタイム差なしという好内容だった。
3戦とも大きく異なる内容で結果を出しており、総合力の高さがうかがえる。どんな馬場や展開になっても大崩れはなさそうだ。GⅠ2勝目を挙げるチャンスは十分にある。
以上、今年の皐月賞は、キタサンブラック産駒バステール、ワールドプレミア産駒ロブチェンの2頭に期待する。
著者プロフィール
平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)
主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide
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