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【競馬予想】ハンデ戦になった関屋記念は荒れる!? 格より調子を重視した狙い目2頭の大駆けに期待 (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

 芝のレースに戻るのは今回4戦ぶりになりますが、2歳秋の1勝クラス・ベゴニア賞(東京・芝1600m)では逃げ粘って2着。その豊かなスピードと前向きさは、芝、ダートを問わず通用するものがあります。

 前走のオープン特別・三宮S(6月14日/阪神・ダート1800m)では10着に沈むも、海外遠征帰りでいきなり年長馬相手のオープン戦では、分が悪かった印象。大敗もやむなしです。

 それに、過去の戦績からして左回りのほうが走りやすそう。そういう意味でも今回、新馬勝ちした新潟コースが舞台になるのは、プラス材料でしょう。何が何でも行きたい馬もおらず、すんなりと先手を奪えてリズムよくいけそうなメンバー構成になったことも魅力です。

 2歳時に挑んだGIIIサウジアラビアロイヤルC(4着。東京・芝1600m)や、GII京王杯2歳S(6着。東京・芝1400m)では、やや重の馬場で力が出しきれなかった感があります。開幕週のパンパンの良馬場なら、秘めるスピードを存分に生かせるはず。一発への期待が膨らみます」

 ハンデ戦に生まれ変わった新潟名物のマイル重賞。いきなり大波乱が起こるようなら、ここに挙げた2頭がその一端を担ってもおかしくない。

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