2020.08.21

森香澄アナ、アイドルの完コピ動画が大反響
「こんなことになるなんて」

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi

テレビ東京・森香澄アナウンサー インタビュー 後編

森香澄アナの前編記事はこちら>>

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新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続いているにも関わらず、その人気が高まっている競馬界。そんな中、注目を集めている競馬番組で、ジャングルポケットの斉藤慎二さんが司会を務め、個性あふれる出演者や独自の番組づくりで人気を博しているのが、テレビ東京の『ウイニング競馬』(毎週土曜日・午後3:00~)だ。

後編では、森香澄アナウンサーに自身のプライベートについて話を聞いた。

プライベートについても語ってくれたテレビ東京の森香澄アナ――入社されて2年目ですが、アナウンサーを目指したきっかけを教えてください。

森 学生時代、テレビ番組のレポーターのような仕事をさせてもらっていたことがあるんです。

 そのお仕事をしていたときに、「携帯電話で操作できるお賽銭」の紹介をしたのですが、これを知っているだけでお賽銭が楽しくなるな、と思ったと同時に、新しいことをたくさんの人に伝える面白さに気づいたんです。

 そこから"こういう仕事をもっとやってみたい"と思ったのが、アナウンサーを目指す第一歩になりました。

――何がどんなきかっけになるかわかりませんね。

森 そうですね。後日、その企業の方から、「商品をレポートしてくれたおかげで多くの人たちに知ってもらえた」とお礼をいただいたことで、テレビの影響力の大きさを知ることもできました。

 大げさに言えば、アナウンサーは未来を変えることのできるお仕事で、すごく夢がある職業だなと思ったんです。実際に夜のニュース番組の情報コーナーで同じような仕事をさせていただくことになったので、すごくうれしかったです。

――実際アナウンサーになって苦労されたのはどんなことですか。

森 先ほどもお話しした通り、学生時代に少しレポーターみたいなことをやっていたので、どこかで自分は他の人よりもできる、と思い込んでいたんです。ですが、実際はそんな甘い世界ではありませんし、まずは自分の意識からその過去を消すことが大事でした。

(アナウンス技術として)正確ではない変な癖がついていましたし、原稿ひとつ読むにも「こう読めばいいんだ」と勝手な解釈をして厳しい指導を受けたり......。人よりも進んでいると思っていたのが、実際は他の人よりも後れをとっていた存在だったんです。研修でイチから必死に勉強をしました。

――競馬のお仕事以外で印象に残っている出来事はありますか。

森 今年の1月3日に近藤真彦さんの40周年特番『マッチに賛否両論ぶつけてみた!』という番組の放送があったんですけど、僭越ながらわたしも関わらせていただいたんです。

 そのときプロデューサーから「森の役目はスタッフと共演者の橋渡しだから、単に進行するというより、なぜ今このカンペが出ているのか考えて番組を進めなさい」とアドバイスをいただいたんです。その言葉でアナウンサーというのは唯一表に出る裏方なんだということを、身をもって知ることができました。

 ですから、すごく考えながら番組を進めましたし、時間が押してしまったこともあり、本当に試練でしたね。責任の重い仕事だなって改めて感じましたし、そこから意識に変化が出るようになりました。