2020.06.24

波乱が多い宝塚記念。BIGボーナスを
もたらす穴馬パターンは2つある

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 上半期の総決算となる「グランプリ」GI宝塚記念(阪神・芝2200m)が6月28日に行なわれる。

 毎年実力馬が集うレースだが、過去10年の結果を振り返ってみると、なかなかひと筋縄ではいかない一戦と言える。

 記憶が新しいところでは、2018年。7番人気のミッキーロケットが金星を挙げ、2着に10番人気の香港馬ワーザー、3着に12番人気のノーブルマーズが突っ込んできて、3連単は49万2560円という高配当をつけた。

 さらに、2015年には、6番人気のラブリーデイが勝利。2着に10番人気のデニムアンドルビー、3着に11番人気のショウナンパンドラが入って、3連単は52万8510円という高額配当となった。

 過去10年で6番人気以上の伏兵が5勝を挙げるなど、まさしく波乱含みのグランプリ。となれば、今年も荒れることを見込んで、過去の傾向を分析し、今回のレースで激走しそうな穴馬候補を探し出してみたい。

 まず面白そうなのが、GIや重賞戦線で奮闘していながら、「GIではあと一歩足りない」と思われていた馬である。

 というのも、トップクラスのレースによく出走しているものの、勝つまでには至らない――そう評価されていた馬たち(=人気薄)が、この宝塚記念でGI初勝利を挙げることが多いからだ。

 このパターンとなるのは、2010年のナカヤマフェスタ(8番人気)、2011年のアーネストリー(6番人気)、2015年のラブリーデイ(6番人気)、2018年のミッキーロケット(7番人気)。いずれも、重賞やGIでは馴染みの存在だったが、"主役"となることはなかった。それが、このレースで"壁"を打ち破ったのである。