2019.02.02

少頭数のきさらぎ賞は中穴狙い。
人気の盲点となる2頭にウマ味あり

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO


デビュー2連勝中のエングレーバー エングレーバーはここまで2戦2勝。底を見せておらず、人気の一角になりえるが、アガラス(牡3歳)やヴァンドギャルド(牡3歳)といった重賞好走馬よりも人気では劣る、というのが木村記者の見立てだ。事実、前走の500万下(1月5日/中山・芝2000m)でも、5番人気と伏兵扱いにとどまっていた。

「前走、(自分は)パドックの様子を見て評価していましたが、意外に人気薄でしたね。しかし、その下馬評を覆(くつがえ)して見事に勝利。今回も同様の流れが見込めます。鞍上の藤岡佑介騎手も(前走で)しっかり結果を出したことで、同馬の能力を『再認識できた』とのことでしたから。

 今の時計がかかる京都の馬場を考えても、父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスという配合は悪くありません。しかもこの血統のわりには、いいバネ感があって、重賞実績のある2頭と比較しても"器"的には負けていません。終(しま)いの脚をより長くキープできるようになれば、もうひとつ上のレベルでもいい勝負ができると思います」

 一方、中日スポーツの大野英樹記者は、このレースでのリピーター血統に注目している。

「きさらぎ賞において過去10年で4勝と、馬券には欠かせない存在となっているディープインパクト産駒。『京都の外回りと言えば、ディープ産駒』と定評があるとおり、このレースでも例外ではなく、同産駒が高い存在感を示しています」