中京記念は穴馬3頭が「たまや~」と
波乱の花火を咲かせたがっている
夏の函館、福島、中京開催は、今週末で早くもフィナーレ。トリを飾るのは、7月22日に行なわれるGIII中京記念(中京・芝1600m)だ。
夏のマイル戦となって、今年で7回目。いまだ1番人気の勝利はなく、馬券圏内(3着以内)に入ったことも1度しかない。3連単の配当は、過去6回すべてが万馬券で、そのうち4回が20万円超え。まさに"穴党向き"のレースといえる。
さて、今年の中京開催はとりわけ雨の影響が強かった。そうした状況にあって、最終週ではどんな馬が狙い目になるのか。中日スポーツの大野英樹記者は、こんな見解を示す。
「(中京競馬場は)開催が進んで、先週からは(最内から3m外に柵を設置した)Bコースに替わっての施行になりました。それでも、レースを消化するにつれて、馬場の内側は結構痛んできているように見えたのですが、内から台頭する馬も目立ちました。難解な馬場状態ではありますが、中京記念が行なわれる頃には、内目の馬場悪化はさらに進みそうです。
中京記念が3月から7月へと施行変更されて6年(※距離も2000mから1600mに変更)。その間、先行馬は2勝しているレースですが、今年はトラックバイアス的に、差し馬に狙いを絞ったほうが、馬券的中への近道になりそうです」
こうした状況を踏まえて、大野記者はオープン入りして2戦目となる良血馬を推奨する。
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