CBC賞は、この低迷馬3頭が「今年もそろそろ走るか」と言っている (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 とすれば、今年も狙うべきは、実績のある先行馬。該当するのは、2年連続で出走するアクティブミノル(牡6歳)とセカンドテーブル(牡6歳)、そしてワンスインナムーン(牝5歳)あたりか。ただ、ワンスインナムーンは上位人気になりそうで、穴馬として挙げるにはふさわしくないかもしれない。

昨年も2着に入って穴を開けたセカンドテーブル昨年も2着に入って穴を開けたセカンドテーブル ということで、昨年も波乱を演出した2頭、アクティブミノルセカンドテーブルに、その"再現"を期待してみるのはどうだろうか。

 アクティブミノルは、昨年のCBC賞のあと、オープン特別での2着、3着が1度ずつあるが、近3走はオープン特別でいずれも8着と精彩を欠いている。

 セカンドテーブルも、CBC賞のあとに長期休養。今年1月に復帰して、ここ2戦はオープン特別で2着、4着と善戦しているが、前走では1番人気を裏切っている。

 そうした状況にあって、2頭とも再び人気薄になる可能性が高いが、昨年のレース直前の低迷ぶりに比べれば、今年のほうがまだマシ。得意舞台で気持ちよく先行できれば、またも波乱の立役者となってもおかしくない。

 無論、2年連続で穴を開けるのは決して簡単なことではないが、CBC賞では2012年、2013年と連覇を遂げたマジンプロスパーをはじめ、2008年に2着、2009年に3着となったスピニングノワール、2010年に1着、2011年には2着という結果を残したヘッドライナー、さらにはダッシャーゴーゴー(2011年=1着、2012年=3着)、サドンストーム(2013年=3着、2015年=3着)など、"リピーター"が多い。

 こうした傾向も、アクティブミノルとセカンドテーブルの再度の激走への後押しになるのではないだろうか。

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