2017.10.21

「強い馬」なき菊花賞は、
やる気満々のトリコロールブルーに好機到来

 他にも、セントライト記念を圧勝したミッキースワローや、同3着のサトノクロニクル、神戸新聞杯3着のサトノアーサーなど、有力馬がそろっていますが、今回の「ヒモ穴馬」には、夏の札幌最終週の1000万条件・日高特別(9月2日/札幌・芝2000m)を勝って、そこから直行してくるトリコロールブルーを取り上げたいと思います。

トリコロールブルーが菊花賞で波乱を起こすかトリコロールブルーが菊花賞で波乱を起こすか  デビューから3戦、一貫して2000m戦を使われてきたように、陣営がこの馬でクラシックを意識していたことは容易に想像がつきます。しかし、2勝目を挙げたあと、スプリングS(5着。3月19日/中山・芝1800m)、青葉賞(7着。4月29日/東京・芝2400m)と、体を減らし続けて結果を残せませんでした。おそらく、気性的に少しカリカリしている(※走ることに前向きすぎるイメージ)ほうで、短いレース間隔ではスイッチを切ること(※人で言うオフモード)ができなかったのでしょう。

 今回、札幌戦のあとにトライアルを使わなかったのも、そんな春と同じような状況に陥りたくなかったからではないでしょうか。 

 9月初めの時点で、1000万条件を勝っただけで菊花賞に出走できるかどうかは微妙なところ。例年の傾向からすると、どちらに転んでもおかしくなく、抽選対象となる可能性も多分にありました。そのリスクを負ってでも、直行することを選択したのは、裏を返せば、それだけここで勝ち負けできる手応えを感じているからだと思います。

 その証拠に、この馬で勝ち星を挙げ、現在リーディングジョッキーの戸崎圭太騎手を鞍上に確保。勝負気配がひしひしと伝わってきます。

 ダービー馬不在。GI馬はただ1頭。他に重賞勝ち馬も2頭だけ。今年のメンバーなら、トリコロールブルーにもチャンスは十分にあるのではないでしょうか。

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