美女キャスターたちがオークス決断!「アドマイヤミヤビが逆転します」 (2ページ目)

  • 土屋真光●文・写真 text & photo by Tsuchiya Masamitsu


津田麻莉奈(以下、津田) 基本、私もデータ派で、過去10年の傾向とか、騎手や調教師のそのレース、コースの相性で組み立てます。だいたい週の中ほどからは、ずっと週末の競馬のことを考えていますね。調教動画とか過去レースの映像をスマホで見ていると、あっという間にその月の通信速度制限になっちゃって。無駄にWi-Fiのエリアに詳しくなります(笑)。あとは、最終決断として当日のパドックの様子も加えます。

データを徹底的に調べ上げるという津田データを徹底的に調べ上げるという津田――パドックはどういう点を見ます?

津田 専門家ではないので、どこがどういいというのはないんですけど、好みの雰囲気というのはありますね。あと、もう時間さえあれば、その週末のメインに出る馬の過去の映像はレースからパドックから全部見まくります。そうすると、その馬のいいとき、勝ったときの様子も見ておけるので、当日のパドックで比較の参考になりますよね。ただ、パドックでの決断が、いいことも悪いこともありますけど(苦笑)。

――いいこと、悪いこと、それぞれ印象に残っているエピソードはありますか?

津田 いい思い出としては、去年の大阪杯のアンビシャスですね。当初はキタサンブラック本命だったんですけど、パドック映像でアンビシャスを見て、もう今日はこれしかない! とお財布の中の全財産をアンビシャスに。去年の春ごろは、アンビシャスのおかげで生きていけました(笑)。悪かったのは、おととしのそれこそオークスで、ルージュバック本命のつもりが、ココロノアイに気持ちが動いてしまって......。でも、トータルではパドックのインスピレーションに従う方がいいですね。

栗林 私はパドックでは、まだこれといったいい思いはしていないですねぇ。目が合ったりする馬とか、買ったりしちゃうんですけど。

津田 乙女か!(笑)

栗林 むしろ買い目が無駄に増えて、本来の予想だけならプラスだったレースでも、結局取りガミになったりとか(笑)。ただ、雨だったり重馬場だったりすると、穴っぽいのが来てくれて、プラスになることはあるんです。

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