調教相手はマカヒキ。激アツ牝馬戦線の「隠れた大物」アドマイヤミヤビ (3ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 ヴィルシーナは、GIヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)を連覇した名牝。2012年の牝馬三冠においては、すべてのレースで2着と奮闘した。その彼女も、2000mの500万下特別を制したあと、クイーンCを勝って桜花賞へ直行した。陣営としては、アドマイヤミヤビにも同様の期待をかけていてもおかしくない。

 今年の3歳牝馬戦線は、例年になくハイレベルな気配を漂わせている。3戦3勝でGI阪神ジュベナイルフィリーズ(2016年12月11日/阪神・芝1600m)を制したソウルスターリングをはじめ、牡馬相手のGI朝日杯フューチュリティS(2016年12月18日/阪神・芝1600m)で4着と健闘したミスエルテなど、顔ぶれは豊かだ。

 もちろんアドマイヤミヤビも、クイーンCの結果次第では一気に主力候補として本番を迎えることになる。ただでさえ熾烈な3歳牝馬戦線に、さらにもう1頭"大物"が加わるのか、注目である。

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