【木村和久連載】ZOZO前澤氏には感謝。ジリ貧の男子ツアーを救え (5ページ目)
例えば、の話ですが、私が言いたいのは、こういう外野的な盛り上げ案はどうか? ということです。
試合そのものがイマイチなら、前夜祭で盛り上げるとか。プロアマだと招待客が限られるので、特設パター会場を20箇所ぐらい作って、そこで人気プロやタレントなどと写真撮影や握手ができる『パター券』を2000円で売る、というのはどうでしょう。それで、1回パットを打って好成績を残せば、さらに景品や商品券がもらえたりするといいですね。
「会いに行けるアイドル」というAKB商法に似ていますが、会いに行けるプロ選手やゴルフ系タレント案も、なきにしもあらず、じゃないですか。
とにかく、今のままじゃあ、日本の男子ツアーはジリ貧です。なんとかしましょうよ。そもそもゴルフファンの総数が、次第に減りつつあるのですから......。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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