コーディネートもバッチリ。青木瀬令奈がツアー2勝目へ準備万端 (3ページ目)

  • 佐藤 俊●文 text by Sato Shun  写真●村上庄吾 photo by Murakami Shogo

今週は「ネイル」も気合いを入れて今週は「ネイル」も気合いを入れて
 青木は今年、トップ10に入る度に時計を1個購入することを決めている。カラーの違う時計を持ち、ウエアに合うようにスタリングしているのだという。

「みんなが見ていて楽しくて、ああいうコーディネートしたいなって思ってもらえるようになりたいですね」

 戦闘服のウエアは準備万端だ。

 サマンサタバサレディースの会場であるイーグルポイントGCは、今回17番、18番のコースが延長になった。特に18番は28ヤード延びて395ヤードになり、ティーショットを右に置くと、セカンドを打つ時に大きな木が邪魔になる。そこを含めて、どのように攻略するのだろうか。

「勝負どころの18番ですが、以前なら飛ばし屋の人は右の大きな木なんて気にせずという感じだったと思うんですけど、今回は割り切って、しっかりフェアウェーをキープすることが必要でしょうね。

 あと、毎年グリーンが柔らかいので、本当にピンをデッドに狙っていける人が上位に来ているので、そこは攻めないといけないですね。意外とフェアウェーは狭いし、馬の背になっていたりするので、きちっと置くところを考えてティーショットを打たないといけない。(グリーンに)乗ればいいかなって感じで打つと3パットしたりとか、甘さがスコアに出てしまうので、とにかく全体を通して攻めの気持ち、強い気持ちでプレーすることですね」

 試合には多くのギャラリーが訪れる。あまり多すぎると集中できない選手もいるが、青木はむしろ多いほど燃えるタイプだという。

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