松山英樹、石川遼、岩田寛、2017米ツアー、気になる3人の動向は? (2ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 舞台となるのは、カパルア・プランテーションコース。2015年、初出場したときにはプレーオフ進出に1打及ばずの3位タイと、年初から優勝争いを演じた相性のいいコースだ。現在、出場試合5戦4勝()、PGAツアーでも2戦1勝とフェデックスカップ・ランキングのトップを走る松山が、連続優勝なるか、米メディアも大いに注目している。
※日本ツアー2戦(日本オープン、三井住友VISA太平洋マスターズ)、アンオフィシャル大会のヒーロー・ワールドチャレンジを含む。

 翌週のソニー・オープン・イン・ハワイ(1月12日~15日/ハワイ州、ワイアラエCC)にも、松山は2年ぶりの出場を予定している。しかしながら、この大会が行なわれるワイアラエCCは、実は松山にとって"超"相性の悪いコースなのである。

 まだアマチュアだった2011年に初出場。そこから、なんと3年連続で予選落ちを喫し、唯一予選通過を果たした2015年大会も、3日目に足切りとなって、最終日に進むことができなかった。過去、およそ松山らしくない成績に終わっていて、同コースは松山にとって、まさに"鬼門"となっているのだ。

 問題は、グリーン上だった。ただ、今の絶好調を維持して試合に臨むことができれば、これまでとは違った成績が残せるかもしれない。そういう意味では、逆に楽しみでもある。

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