ついにタイガー・ウッズがツアー復帰を表明。サプライズ登場説も浮上 (2ページ目)
復帰を決めたウッズが語る。
「ようやく、自分がカンファタブル(快適な。居心地がいい)に感じるスイングができるようになった」
実は、ウッズは昨年の同大会であるフライズ・ドット・コムオープン(大会名は今年から変更)に出場する予定だった。なぜか? 話は2012年に遡(さかのぼ)る。
PGAツアーでは、メンバーが大会期間中に他のツアーに出場することに制限を設けている(開催地が母国の選手や欧州ツアーメンバーは除く)が、2012年10月、ウッズはフライズ・ドット・コムオープンの開催週に、トルコで行なわれた別のエキシビション大会に出場。そのときにウッズは、「今回(トルコの)エキシビションに出場する代わりに、3年以内にフライズ・ドット・コムオープンに出場する」という約束を、PGAツアーのフィンチェム会長と交わしていたのだ。
ただ、昨年は腰の手術を受けた直後で残念ながら出場を断念。ならば、「ぜひ今年こそ」という形で、今回当時の約束を果たすことになった。
舞台は、北カリフォルニアのナパバレーにあるリゾートコース。南カリフォルニア州出身のウッズだが、大学時代は北カリフォルニアで過ごしていただけに、馴染みの深い場所でもある。
おかげで、「(ウッズの)復帰戦として完璧の舞台。今年は、大会史上最多のファンの来場が見込まれる」と、関係者も大いに盛り上がっている。地元ファンも、待望のウッズ参戦に胸躍らせていることだろう。
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