【木村和久連載】アマチュアゴルファー、実力のピークは何歳か? (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ゴルフは、ティーで飛距離を補い、ハンデキャップでスコアの差をカバーできるゲームです。そう考えると、スコアはともかく、自分の気が張って充実していれば、そのときが"ピーク"と言っても差し支えないと思います。

 アマチュアが対象とはいえ、全盛期が50代のスポーツって、ゴルフぐらいではないでしょうか。また、シニア競技は陸上や体操、サッカーなどにもありますが、プロでしっかりお金を稼げるのは、世界的にもゴルフが断トツでしょう。

 今の若者でゴルフをやっている方は幸せです。だって、「黄金の50代」までたっぷりと楽しめるわけですから。その頃は、ゴルフ人口も減り、プレーフィーも安くなって、混み合うこともないでしょう。ゆっくりとゴルフをお楽しみください。

 ただし、ゆったりしすぎて、周りでゴルフをやっている人間が誰もいなくなった、という状態だけでは勘弁願いたいですけど。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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