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【木村和久連載】悩み多き「女性とのゴルフ」。最適な攻略法を教えます (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ともあれ、女性とゴルフに行くことが決まったら、まずはコース選びです。

 気取ることなく、河川敷コースで済まして、帰りはどこぞのサイゼリヤでエスカルゴでもご馳走して、それでも相手が喜んでくれたら、その方とはもう結婚を前提に交際すべきです。きっと地味ながらも幸せな家庭を築けるでしょう。が、男には、ロマンや見栄ってものがあるんです。

 普段から、「この前、キング(キングフィールズゴルフクラブ/千葉県。かつてプロのトーナメントも開催された名門コース)でコンペがあってさ、新ペリア()だけど、準優勝だったよ」とか、飲みながら言っている分、それなりの名門コースを予約しないとって、自分にプレッシャーをかけちゃうわけですよ。心当たりのある方、結構いるんじゃないですか?
※コンペなどで採用されるハンディキャップ算出法。ハンディは「隠しホール」と呼ばれる任意に選ばれたホールのスコアの合計によって決められる。

 でも、そんな下手なビジターカップルを、2サムでプレイさせてくる名門コースなんて、ありませんよ。

 と、悩んだところで、私がぜひオススメしたいのは、軽井沢(長野県)に行く手です。あそこには、2サム専用の『軽井沢浅間ゴルフコース』があります。周りもみんな2サムで、当然カップル率が高いですから、みんな"仲間"ってことで、すごくプレイしやすいんです。

 コースが決まれば、さあ、プレイ当日は「彼女の家まで迎えに行くぞ!」と張り切ったところで、今度はこっちが世田谷に住んでいて、彼女の家は千葉......。「方向、逆じゃん!」って、再び苦悩したりしますが、まさか現地集合ってわけにもいかず、迎えに行くのは"男の勤め"ですね。

 朝4時には起きて、彼女を迎えに行きましょう。それで、延々3時間かけて軽井沢に到着となりますが、そこまでした甲斐はありますから。

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