【ゴルフ】韓国から来た「第3の美人刺客」ジョン・ジェウンの正体 (2ページ目)
「日本の環境に適応することについては、特に問題はありませんでした。日本と韓国は(距離が)近いですし、文化的な違いが少なからずあるとはいえ、その辺で苦労することはほとんどなかったですね。ここまでいい成績が残せているのは、何よりもショットやパッティングがいいからです。それで、スコアがまとまっているんですよ。技術的な部分がすごく安定しているから、結果が出ているんだと思います」
スラッとした体型で、端整な顔立ちをしているジョン・ジェウン。ここ数試合の活躍ぶりから、日本での注目度も明らかに増している。ギャラリーの間からも、「あの子、誰だろ? なかなか可愛いね」という声があちらこちらから聞こえてくる。
「(イ・)ボミオンニ(オンニは韓国語で「お姉さん」の意)の日本での人気を目の当たりにして、すごくびっくりしました。それに比べたら、私なんてまだまだです(笑)。それでも最近は、少しずつですが、ギャラリーの方々が声をかけてくれたりする機会が増えました。自分のことを知ってもらえて、すごく感謝しています」
強くて、美しい韓国人選手がまたひとり、日本ツアーに現れたと言えるが、意外なのは、ジョン・ジェウンは韓国ツアーでの実績がほとんどないことだ。ツアー優勝もなければ、年間の獲得賞金が1000万円を超えたシーズンも一度もない。ゆえに、地元・韓国でも彼女の活躍は驚きをもって報じられている。
まさに、日本ツアーで突如登場した"ニュー・スター"ジョン・ジョウン。その経歴もまた、かなりベールに包まれている。一般的には、1989年生まれの26歳で、出身地はソウルということくらいしか知られていない。
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