イベリア半島対決の勝者は必ず決勝へ。
ロシアW杯の驚くべきジンクス (4ページ目)
◆グループD:GLでは「最強」のアルゼンチン
近年、国際大会のグループリーグで最も安定した成績を残しているのは、ブラジルでも、ドイツでもなく、アルゼンチンだ。2004年のコパ・アメリカでメキシコに敗れて以来、25試合連続無敗記録を更新中にある。
今回、アルゼンチンとグループリーグで同組となったのは、初出場のアイスランド、クロアチア、そしてナイジェリア。W杯のグループリーグにおいて、アルゼンチンは初出場国には13戦全勝、クロアチアは中南米勢にはW杯で6戦全敗、さらにW杯でアルゼンチンはナイジェリアに4戦全勝と、アルゼンチンにとって相性のいい相手ばかり。国際大会のグループリーグにおけるアルゼンチンの強さは、まだまだ続きそうだ。
【国際大会におけるアルゼンチンのGL無敗記録】
2004年=4○2ウルグアイ(コパ/ペルー)
2005年=2○1チュニジア(コンフェデ杯/ドイツ)
2005年=4○2オーストラリア(コンフェデ杯/ドイツ)
2005年=2△2ドイツ(コンフェデ杯/ドイツ)
2006年=2○1コートジボワール(W杯/ドイツ)
2006年=6○0セルビア・モンテネグロ(W杯/ドイツ)
2006年=0△0オランダ(W杯/ドイツ)
2007年=4○1アメリカ(コパ/ベネズエラ)
2007年=4○2コロンビア(コパ/ベネズエラ)
2007年=1○0パラグアイ(コパ/ベネズエラ)
2010年=1○0ナイジェリア(W杯/南アフリカ)
2010年=4○1韓国(W杯/南アフリカ)
2010年=2○0ギリシャ(W杯/南アフリカ)
2011年=1△1ボリビア(コパ/アルゼンチン)
2011年=0△0コロンビア(コパ/アルゼンチン)
2011年=3○0コスタリカ(コパ/アルゼンチン)
2014年=2○1ボスニア・ヘルツェゴビナ(W杯/ブラジル)
2014年=1○0イラン(W杯/ブラジル)
2014年=3○2ナイジェリア(W杯/ブラジル)
2015年=2△2パラグアイ(コパ/チリ)
2015年=1○0ウルグアイ(コパ/チリ)
2015年=1○0ジャマイカ(コパ/チリ)
2016年=2○1チリ(コパ/アメリカ)
2016年=5○0パナマ(コパ/アメリカ)
2016年=3○0ボリビア(コパ/アメリカ)
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