2017.11.30

久保裕也、超ド級のスーパー復活弾。
それを日本代表でもやってくれ!

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo Getty Images

 久保裕也(ゲント)の魅力は、観ている者を身震いさせるほどのスケールの大きなゴールを決めてしまうところだろう。11月24日のロイヤル・エクセル・ムスクロン戦で決めた1発も、まさに超ド級のスーパーゴールだった。

スーパーゴールで完全復活を印象づけた久保裕也 1-1で迎えた39分。ハーフラインを越したところで、久保がボールを持った。このとき一度、久保はストライカーのママドゥ・シラにパスを出そうとする。しかし、すでにパスコースは相手に切られていた。

「自分で行くしかない」

 そう覚悟を決めた久保は、40メートルの単独ドリブルを敢行。まずは左右の足から見せる細かなタッチとシザースで相手ふたりをかわすと、さらに待ち受けるふたりのディフェンダーを見るや、両者間のギャップを突いてシュートを放った。

「芸術的!」

 現地のテレビ実況は叫び、久保のスーパーゴールを賞賛した。

 さらに74分、久保はワンツーの起点となってDFディラン・ブロンのゴールもアシスト。結果、3-1でムスクロンを下し、チームの勝利に大きく貢献した。

 試合後、ベルギー人記者が「調子が戻ってきたね」と声をかけると、久保は英語でこう答えた。

「コンディションが戻ってきて、自信も取り戻した。重たく感じていた身体もフィットしている」