2016.08.18

タラゴナ残留の鈴木大輔。
スペイン1部昇格で世界的CBとなるか

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Pablo Morano/AFLO

プレシーズンマッチ、ビジャレアル戦に出場した鈴木大輔(タラゴナ)「日本人的な表現かもしれないですけど、”学ばせてもらったな”とは思っています。自分以上でも自分以下でもなく、自分らしく戦えたなぁと。やりきったとは思っていますよ。おかげで、”成長できている”手応えがはっきりとあるんです」

 スペイン挑戦1年目、ヒムナスティック・タラゴナ(以下ナスティック)でのシーズンを終えた直後、鈴木大輔は率直な感想を洩らしている。

 今年2月、鈴木は柏レイソルからスペイン2部リーグ、ナスティックに入団。右サイドバック、センターバックとして15試合連続先発フル出場で、3位躍進に貢献した。プレーオフ(1、2位は自動昇格、3~6位がプレーオフで残り一枠を争う)で惜しくも敗れ、1部昇格は逃したが、鈴木は高い評価を受けている。スペイン国内外の複数クラブからオファーを受けながら、ナスティックでの昇格、1部リーグでの飛躍を誓い、ひとまず残留を決めた。

 では今シーズン、”鈴木ナスティック”はリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、アントワーヌ・グリーズマンらがキラ星の如く集う世界最高峰リーグに昇格できるのだろうか?