【Jリーグ】規格外の16歳・三井寺眞が乗り越えるべき壁とは? J1で成長するために必要なこと (2ページ目)
16歳ながらJ1の舞台で奮闘している三井寺眞 photo by Torao Kishikuこの記事に関連する写真を見る とはいえ、そこはやはり16歳。心身両面で成長途上にある少年には、試合を重ねるごとに疲れの色が見えるのも事実である。
有り体に言えば、開幕戦ほどのパフォーマンスが見られなくなっているのだ。
F・マリノスを率いるスティーブ・コリカ監督も、第5節京都サンガF.C.戦後の記者会見で、「(出場を)継続していくことを望んでいるが、どこかで休息が必要だと思っている」と話していたとおり、続く第6節の柏レイソル戦では、今季リーグ戦では初めて先発メンバーを外れ、ベンチスタートに。後半途中から20分あまりの出場にとどまった。
そもそも第5節の京都戦にしても、先発しながら後半10分で交代しているのだが、コリカ監督によれば、「ハーフタイムの交代も考えた」という。
ただでさえ、ユース年代とは比べ物にならないほど強度の高い試合を毎週こなすことは、16歳にとってはかなりの負担になっている。しかも、第5節は水曜日開催で、週2試合をこなさなければならないとなれば、コンディションを上げる以前に、疲労を取ることさえ難しかったはずだ。
だが、「まだ初めての経験なのだから、波があるのは自然なこと」とコリカ監督。成長とともに体ができてくれば、それはおのずと解決されてくる問題でもあるのだろう。
ここまでに出場した6試合をトータルで振り返ったとき、必ずしもすべての試合で際立ったパフォーマンスを見せているわけではない。
年齢という事前情報を知らず、フラットにF・マリノスの試合を見たとき、いつも三井寺が目立っているとは限らない。
だが、前述したとおり、16歳がJ1の舞台で普通にプレーできていること自体、そもそもとんでもないことなのだ。
久々にJ1に現れた16歳の逸材を、慌てず、騒がず、長い目で見守りたい。
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