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【Jリーグ】大混戦のJ1で頂点に立つのはここだ! 識者が優勝チームを予想 (2ページ目)

【日程的に圧倒的に優位なのは京都】

篠 幸彦(スポーツライター)

<優勝予想> 
◎本命 京都サンガF.C. 
◯対抗 ヴィッセル神戸 
△穴 柏レイソル

 正直、どこが優勝するかは予想が難しい。それほどに勝ち点差もチーム力も拮抗しているし、ここからどんな展開もあり得る。そのなかでも優勝争いは、京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、FC町田ゼルビア、柏レイソル、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島までの上位6クラブが中心になっていきそうだ。

 本命に挙げるのは京都。リーグ戦のみに集中でき、日程で圧倒的に優位だ。第30〜32節以外は週1ペースでの試合間隔で、残り11試合のうち7試合がホームゲームというのも京都の優位性をさらに大きなものにしている。

 また、上位対決、いわゆる6ポイントマッチを4試合(広島、町田、鹿島、神戸)残しており、そのうち3試合がホームゲーム。初優勝に向けた大一番で、プレッシャーは経験したことがないほどに大きいだろう。そうしたなかで、ホームの後押しを受けながら戦えることは強力なアドバンテージと言える。

 そんな京都に対抗するクラブとして挙げたいのは、現在2連覇中の神戸。リーグ戦のほか、ACL、天皇杯、ルヴァンカップとすべてのコンペティションに残っている神戸は、一番ハードな日程を戦うことになる。

 本来であれば優勝争いにおいて不利であることは間違いない。ただ、神戸はそのハードな日程に慣れているし、優勝争いにおいてなによりも物を言うのは経験である。シーズンが佳境を迎えるほどに、神戸の2連覇という経験がアドバンテージになるだろう。大迫勇也、武藤嘉紀という2枚看板がようやく復帰したことも強力な追い風だ。

 鹿島と悩んで穴に挙げるのは柏。夏の移籍期間でもチームスタイルにあった選手を積極的かつ的確に補強し、早速フィットしている。

 ルヴァンカップを勝ち残っているが、ACL組と比べれば、日程のアドバンテージは大きい。また、広島と町田との直接対決をホームで戦えることも柏にとっては心強い。プレッシャーのかかる最終盤で、ホームの後押しが劇的なフィナーレを助けるシナリオは大いにあり得る。

 鹿島、町田、広島が上記の3つと劣るとは思わない。ただ、優勝争いで重要となる日程と経験というふたつを加味した時に、わずかに京都、神戸、柏が優位となりそうだ。ただ、これだけ拮抗したシーズンは前代未聞。最後の最後まで何が起こるかまったくわからない。

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