「弱者のサッカーに徹した」ガンバ大阪の執念。エース宇佐美貴史は語る「死ぬ気でがんばりたい」 (3ページ目)
J1残留まで「あとふたつ」
「今日のサッカーを、どの試合でもベースにするのは違うと思う。今日は、今の状況と対マリノスということで、しっかり最後までやりきることができましたけど、もう少し攻撃に出るシーン、ボールを持つシーンを増やさないといけない。そこが課題なので、この中断期間で積み上げていきたい」(宇佐美)
次節は3週間後、残留を争うジュビロ磐田との直接対決となる。横浜FM戦よりもボールを持てる時間が増えることが予想されるなか、どのような攻撃を構築できるか。
そのクオリティ次第で、結末は大きく変わることになるだろう。最下位のチームを蹴落とし、這い上がれるか。あるいは、"降格の沼"へと引きずり込まれることになるか。
「あとふたつがんばって、チームをJ1に残せれば。不本意ではありますけど、現状の目標は達成できる。来季につなげていくためにも、あとふたつ、死ぬ気でがんばりたい」
たくましさを増したエースは、果たしてG大阪の救世主となれるだろうか。
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