2022.06.25

J1首位の横浜FMはリーグ3連勝中。冴えわたるポジショニングとランニングを組み合わせた攻撃の中身

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
水沼宏太にボールが渡ったあと、横浜F・マリノスはどのように崩したか?

 Jリーグ第17節、ガンバ大阪対横浜F・マリノスが行なわれ、アウェーの横浜FMが2-1で勝利を収めた。

 横浜FMは3連勝で勝ち点を34に伸ばし、単独首位をキープしてリーグ前半戦を折り返した。

 立ち上がりは、チャンスをものにしたのはG大阪だった。前半7分、横浜FMのビルドアップに対して積極的にプレッシャーにいくと、パスミスを誘発して先制する。

 しかし、後半11分、リードを許した横浜FMは攻勢に出ると、西村拓真のゴールで同点に追いついた。そして直後の後半16分には、水沼宏太のゴールで逆転。横浜FMがそのまま逃げきって2-1の勝利となった。

 今回は、西村の同点シーンをピックアップする。

 後半11分、G大阪のゴールキックから中盤でのルーズボールを拾った横浜FMの渡辺皓太が、素早く右ワイドに開いた水沼へボールを展開。

右サイドで開いた水沼がボールを受けた状況。ここから横浜FMはどのように崩したか右サイドで開いた水沼がボールを受けた状況。ここから横浜FMはどのように崩したか この記事に関連する写真を見る  右サイドでボールを受けた水沼に対して、G大阪左サイドバックの藤春廣輝が詰めていった。

 この状況から横浜FMはどのようにして崩しただろうか、というのがQuestionである。