昨季の二の舞か、それとも...。
今季の名古屋グランパスは本当に強いのか (3ページ目)
FWマテウスら能力の高い外国人選手がそろっている名古屋グランパスだが... だが、メンバーを固定することで高められる練度には限界がある。FC東京戦で見られた単調さは、その一端を示したものだろう。
それどころか、これから過密日程での試合が続くなかでは、メンバーを固定することのメリットよりも、そのデメリット、すなわち、疲労の蓄積によるパフォーマンス低下のほうが膨らんでいく危険性すらある。
はたして名古屋は、独走態勢に入りつつある川崎の対抗馬になりうるのか。いや、それ以前に、このまま2位グループにとどまり続けることができるのか。
昨季のことを思い出すにつけ、それすらも心もとなく感じられる。
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