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前橋育英、3連続無失点。
光る「2年生4バック」のパフォーマンス (4ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • 加藤正昭●撮影 photo by Kato Masaaki

 1月5日に行なわれる準々決勝の相手は滝川第二(兵庫県)。3試合で13得点と攻撃力をウリとするチームだ。前橋育英にとっては守る時間が長くなると予想されるが、2年生4バックにとっては、その真価が問われる一戦となる。

 ただ、その要である角田が累積警告のため、この試合に出場できない。山田監督は「あいつがいないのは大変でしょう」と、レギュラーCBの不在の影響を懸念するが、松田は「誰が出てもやれる自信はあります」と力強く語っていた。

 一昨年は準優勝、昨年は優勝候補の一角に数えられながらもベスト8敗退。今年のチームはインターハイの県予選で敗れるなど下馬評は高くなかったが、「夏からの逆襲」をテーマにここまで勝ち上がってきた。昨年のチームが達成できなかった「埼玉スタジアム行き」を目標に掲げる「タイガー軍団」。2年生のパフォーマンスが、そのカギを握っている。

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