2016.01.12

MLS移籍の工藤壮人。柏レイソルの後輩からかけられた言葉

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 松岡健三郎/アフロ●写真 photo by Matsuoka Kenzaburo/AFLO

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 1月、MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍する工藤壮人は、自らのゴールで道を切り開いてきた。柏レイソルでプロになれたのも、日本代表に選ばれたのも、ゴールによってだった。昨シーズンにはクラブ歴代最多得点を記録、レイソル史上最高のゴールゲッターと言えるだろう。

 2010年シーズンにはプロ2年目で二桁得点を記録。”ゴールした試合は不敗”という伝説を作り、J1昇格に貢献した。2011年シーズンは7得点でJ1リーグ優勝し、クラブワールドカップでも得点。2012年シーズンには13得点。天皇杯も3得点で大会制覇に寄与した。そして2013年シーズンは19得点、アジアチャンピオンズリーグでも6得点を挙げ、ナビスコカップ決勝では唯一の得点を蹴り込み、MVPに選ばれている。

レイソルでの最後の試合となった天皇杯準決勝で涙を見せる工藤壮人 そうしたゴールゲッターとしての経歴が、バンクーバーの首脳陣の目にとまったことは間違いない。

「(獲得の)オファーを受けたとき、”自分のプレーを見てもらって必要とされている”と感じられたのは、率直に嬉しかったですね」

 工藤はその心境を明かす。