2014.10.16

遠藤保仁が語る「新生ガンバ、逆転優勝への条件」

  • 佐藤俊●文 text by Sato Shun
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

「4強」の主力が語る優勝争い(2)
ガンバ大阪・遠藤保仁編

 第25節(9月23日)の清水エスパルス戦を3-0と快勝し、残り10試合を切ったところで、ガンバ大阪の遠藤保仁は、逆転優勝の条件についてこう語った。

「浦和との差を考えると(この時点で首位浦和の勝ち点は53。ガンバの順位は5位で勝ち点43)、残り9試合を最低でも7勝2敗でいかないと厳しいね。特に、4位サガン鳥栖(第26節/9月27日)、3位鹿島アントラーズ(第27節/10月5日)、2位川崎フロンターレ(第28節/10月18日)と続く、これからの3連戦がすごく大事だと思う。それで、この上位陣との対決には、しっかり勝たないとダメでしょ。ここで3つ取れれば、上との差を一気に詰めることができるんでね」

攻守両面で力を発揮し、チームの勝利に貢献している遠藤保仁。 かくして、ガンバは鳥栖に4-1と圧勝し、続く鹿島にも3-2と劇的な逆転勝ちを収めた。鹿島戦では常に先手をとられる苦しい展開だったが、決して慌てることなく、チャンスのときをじっくり待って反撃。2度のビハインドを追いついて、最後はアディショナルタイムにFWリンスが勝ち越しゴールを奪った。

 これでガンバは、2006年以来8年ぶりとなる6連勝。その間、得点18、失点3という驚異的な数字を残して、2位に浮上した。浦和との勝ち点差も7に縮めた。遠藤が語る。

「最後にいちばん上にいないと意味がないんだけど、鳥栖、鹿島に勝って、3つ順位を上げられたのは、自分たちの強さが出てきたのかな、と思う。6連勝もなかなかできることではないんで、そこは自信を持っていいかな」