【サッカー日本代表】アジア大会銀のロス五輪世代に、セルジオ越後「面白い選手はいる」注目の5人 (2ページ目)
【大岩監督はもっと評価されていい】
今大会はホーム開催だけに優勝したかった。グループリーグで見せた崩しを、準決勝や決勝の勝負どころでは出せなかった。決勝の韓国戦もアグレッシブに戦い、内容は悪くなかったけど、主導権を握るまでには至らなかった。そこが今後の課題だ。
大岩監督は鹿島でAFCチャンピオンズリーグを制し、今年1月のU-23アジアカップでは大会初の連覇を達成。今回も銀メダルと、それなりに結果を出している。地味な扱いを受けているけど、もっと評価されていいと思う。
ただ、A代表との兼任は簡単ではない。また、ロス五輪は参加国がそれまでの16チームから12チームに減り、アジア枠も2枠に減った。2028年に日本で行なわれるアジア最終予選はインターナショナルマッチデーと完全には重ならない可能性があり、海外組を招集できる保証もない。間違いなく厳しい戦いになる。
今回、名前を挙げた選手をはじめ、U-21世代には所属クラブでも出場機会をつかみ、結果を残してアピールしてほしい。クラブで成長を示してこそ、世代の底上げにつながる。
欲を言えば、11月のA代表のブラジル戦、パラグアイ戦に何人か連れていきたいけど、その時期にU-21代表も遠征を計画しているという話も聞く。ロス五輪世代とA代表の融合は、来年のアジアカップ後まで待たなければならない状況は、やはり時間がもったいなく感じるよ。
著者プロフィール

セルジオ越後 (せるじお・えちご)
サッカー評論家。1945年生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。17歳の時に名門コリンチャンスのテストに合格し、18歳の時にプロ契約を結び、MF、FWとして活躍した。「エラシコ」と呼ばれるフェイントを発案し、ブラジル代表の背番号10を背負った同僚のリベリーノに教えたことでも有名。1972年に日本リーグの藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)から誘いを受け、27歳で来日。1978年から日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」で全国を回り、開催1000回以上、のべ60万人以上を指導した。H.C.日光アイスバックスのシニアディレクター。日本アンプティサッカー協会最高顧問。公式ホームページ【http://www.sergio-echigo.com】
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