【サッカー日本代表】アジアカップ後の大岩剛監督就任に、セルジオ越後「時間がもったいない。今すぐ代表スタッフに入れるべき」 (2ページ目)
【最初の課題は「海外組との関係」】
今の代表は海外組が大半だから、新しい監督はどんな人なのか、選手たちから品定めされる。そんな彼らになめられないように振る舞えるかが、大岩監督の最初の課題になると思う。そのうえで期待したいのは、次のワールドカップに向けた世代交代だ。
森保監督が率いたこの8年間の日本代表は、東京五輪世代のメンバーが中心を担ってきた。4年後には多くが30代に入る。しかも、今回のワールドカップを経て、ステップアップ移籍を実現できたのは鈴木彩艶(パルマ→アストン・ヴィラ)くらい。日本の選手のレベルは少しずつ上がっていると思うけど、世界の評価が劇的に変わったわけではないのが現実だ。
ワールドカップ以降、「個の力を上げる」という言葉をよく聞くようになった。それはその通りなんだけど、選手はすでにその重要性を理解して、十分頑張っていると僕は思っている。むしろ単なる選手まかせにならないかと心配だ。これから問われるべきは、協会や監督が選手のために何をできるかじゃないかな。その意味でも、大岩監督には積極的に若手を引き上げてほしい。
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著者プロフィール

セルジオ越後 (せるじお・えちご)
サッカー評論家。1945年生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。17歳の時に名門コリンチャンスのテストに合格し、18歳の時にプロ契約を結び、MF、FWとして活躍した。「エラシコ」と呼ばれるフェイントを発案し、ブラジル代表の背番号10を背負った同僚のリベリーノに教えたことでも有名。1972年に日本リーグの藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)から誘いを受け、27歳で来日。1978年から日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」で全国を回り、開催1000回以上、のべ60万人以上を指導した。H.C.日光アイスバックスのシニアディレクター。日本アンプティサッカー協会最高顧問。公式ホームページ【http://www.sergio-echigo.com】
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