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サッカー日本代表が格の違いを見せたチュニジア戦 4年前とは違う理想的なローテーションと"先を見据えた"調整 (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Masaki Asada

 加えて、5月31日に東京・国立競技場で行なわれたアイスランド戦を最後に、対外試合を行なわずに大会に臨んだことは、今後のさらなるコンディション上昇を期待させる。

 おそらく、現地に帯同させているU-19日本代表との練習試合であれば、それほど強度を上げることなく、戦術面でのすり合わせができるはず。ケガのリスクを減らしつつコンディションを上げていくという意味では、1カ月を超える大会を勝ち上がるための、理にかなった調整方法に見える。

 もちろん、そうしたやり方を採るうえでは、特に試合勘という点で大会の入りに不安はあっただろう。実際、オランダとの初戦では苦杯をなめかけてもいる。試合終盤、もしオランダがあれほど守備的にならず、日本を押し切る策に出ていれば、結果は異なるものになっていたかもしれない。

 だが、それを承知のうえで先を見据えている(ように見える)コンディション調整は、今の日本代表の覚悟をうかがわせる。

 決勝トーナメントで待ち受ける相手の実力は、間違いなくこの日のチュニジアの比ではない。

 しかし、今の日本は"ひと叩き"してからが本当の勝負。まだ余裕を残してピッチに立っているように感じられる。

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