2018.06.06

スペインの戦術家がガーナ戦の
16選手を評価。「W杯で使えるのは?」

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato

ミケル・エチャリのガーナ戦レポートを読む>>

「ガーナ戦の日本は、選手の動きが噛み合っていたとは言えなかった。中に入るタイミングが早すぎたり、ボールを受けに来ることができなかったり。何より相手の1トップに対して3バックで挑む必要はあっただろうか? 3バックをひとつのオプションにするのはいいが、これでは数的不利が起こるのは当たり前だ」

 ロシアワールドカップ前の壮行試合でもあったガーナ戦について、ミケル・エチャリは厳しく鋭い批評をしている。

 エチャリは「スペインの目利き」として知られ、過去にはハビエル・デ・ペドロ、ホセバ・エチェベリア、シャビ・アロンソのような選手の成長に多大な影響を及ぼしている。プレー分析力は卓越。戦略担当として監督に授けた作戦によって、2013~14シーズンのレアル・ソシエダはチャンピオンズリーグ出場を果たし、ベスト16まで勝ち進んだ。
 
“慧眼(けいがん)”エチャリは西野ジャパンの初陣を戦った選手たちを、どう見たのか?

【GK】

川島永嗣(フル出場)川島永嗣
先発で90分間プレー。1失点目のFKでは、あろうことか壁を割られてしまっている。2失点目のPKも、長谷部とのコミュニケーションミスから生まれたものだった。どちらも避けられた失点と言えるだろう。また、味方が敵のプレスでビルドアップが詰まったときに、ボールを受けられていない。