2013.08.09

ウルグアイ戦の注目は豊田。
ポジション別ザッケローニの優先順位とは?

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Fujita Masato

GK 川島永嗣、西川周作、権田修一
DF 駒野友一、今野泰幸、伊野波雅彦、長友佑都、森重真人、内田篤人、吉田麻也、酒井高徳
MF 遠藤保仁、長谷部誠、青山敏弘、高橋秀人、山口螢
FW 豊田陽平、岡崎慎司、本田圭佑、香川真司、清武弘嗣、柿谷曜一朗、工藤壮人
(赤字は東アジア杯で初めて代表に選出されたメンバー)

 W杯本大会まで残り10ヵ月。前回大会の岡田ジャパンを例に取れば、メンバーはこのあたりから大きく入れ替わっていった。アジア予選でスタメンを飾った何人かの選手は、本番が近づくにつれ失速。旬ではなくなっていった。

 しかし一方でチームは、結果至上主義とメンバー固定化の方針を貫く監督によって、新陳代謝ができにくい体質になっていた。岡田ジャパンがラスト半年、苦労を強いられた理由はそこにある。

東アジア杯初選出メンバーから5人を昇格させたザッケローニ監督 代表チームが旬を維持することは難しい。日本サッカー界が学んだこの教訓を、ザックジャパンはどう活かそうとしているのか。代表監督を4年間務めた経験がないザッケローニに、キチンと伝わっているのか。東アジアカップを戦ったB代表というべき集団の中から、事実上のA代表に昇格するのは誰か。その結果、チームの活性化はどれほど進むのか。

 ウルグアイ戦(8月14日・宮城)のメンバーは、ザッケローニ監督のマネージメント能力と日本代表の今後を推し量るうえで、大いに注目された。

 A代表に昇格した選手は5人(森重、山口、青山、柿谷、豊田)。