【新車のツボ169】アルピーヌA110。意外なほど尻軽感がたまらない
アルピーヌA110はフランスのルノーがつくる2人乗りスポーツカーだ。先日、ルノーF1チームが来たる2021年シーズンからアルピーヌに改名することからもわかるように、名前こそアルピーヌでも中身は100%純粋なルノー製である。
アルピーヌとはもともと1955年にフランス北部のディエップという港町で創業されたスポーツカーメーカーで、エンジンなどはルノーのものを使っていた。そんな縁もあって、アルピーヌは当初からルノーの援助のもとでモータースポーツ活動にもはげんだ。
とくに62~77年に生産された元祖アルピーヌA110はオンロード/オフロードの両方で活躍して、73年にはラリーで世界タイトルも獲得した名車だった。しかし、アルピーヌはその全盛期だった73年にあえてルノーに吸収合併される道を選んで、ルノー競技部門の母体となった。
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