佐藤水菜がオールガールズクラシックで圧巻の6連続GⅠ優勝「このままではみんな面白くない」と敗者たちは巻き返し誓う (2ページ目)
佐藤は完勝も反省を口に
決勝で佐藤を止めるとすれば誰なのか――。
実力者たちがそろっていたことは間違いない。2018年からガールズグランプリを3年連続で制し、2年前のこの開催の覇者である児玉碧衣(福岡・108期)は、今年も好調をキープ。3月の久留米開催の決勝で2着になった以外はすべてで勝っており、ここまで24勝で7回の優勝。積極的なレースで新境地を開きつつある。
また山原さくら(山口・104期)も今開催まで25勝・優勝8回と絶好調。昨年のガールズグランプリで佐藤についで2着の尾崎睦(神奈川・108期)も悲願のGI初Ⅴを狙っていた。パリ五輪までナショナルチームで活躍し、その後、ガールズケイリンに専念している太田りゆ(埼玉・112期)も打倒佐藤への意欲を隠すことはなかった。
20時30分、1周333mのバンク5周、1682mで争われるレースの号砲が鳴る。スタートで前に出たのが鈴木奈央(静岡・110期)で、柳原真緒(福井・114期)が続く。山原はそこに入ろうとするが、加われずに後退。1周目を終え、鈴木、柳原、尾崎、児玉、佐藤、太田、山原の順で隊列が組まれた。
残り2周を切ったところからレースが動き、まずバックストレッチで児玉が先頭へ立つと、最後方から山原も仕掛ける。そこに反応するかのように佐藤と太田が追走を開始する。最終周回のバックストレッチで佐藤と太田が抜け出し、マッチレースとなったが、佐藤の脚は最後まで衰えることはなく、1車身差で太田を振り切った。完勝だった。
佐藤(1番車・白)は5番手につける photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る
打鐘後に佐藤が山原(5番車・黄)の後ろについて鋭く前進 photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る
佐藤は残り1周で完全に前に出る photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る
優勝直後、左こぶしを握って喜びを表現 photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る
2 / 4

