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日本競輪選手養成所が候補生募集 新所長の神山雄一郎が語る競輪の奥深さと向いている人の資質とは (4ページ目)

  • PR text by Sportiva
  • 高橋学●写真 photo by Takahashi Manabu



競輪のすばらしさについて熱く語る神山所長競輪のすばらしさについて熱く語る神山所長この記事に関連する写真を見る

競輪で築けるかけがえのない関係

――神山所長は競輪をやってきて本当によかったと思えたことはどんなことですか。

 すばらしい人間関係を築けたことです。最初はライバルとして戦ってきた選手が年を重ねるごとに仲間になり、そして「お互い頑張ろう」と応援し合える仲になっていく。また師匠、同じラインを組む先輩・後輩もいます。そして引退するときにはそんな仲間たちが涙を流しながら「お疲れさまでした」と言ってくれる。候補生たちはいろんな面で不安だと思いますが、不安がることはなく、競輪界はすばらしい世界だということを教えてあげたいです。

――最後に今から競輪選手を目指そうと思っている人たちにメッセージをお願いします。

 お金をいっぱい稼ぎたいとか、スポーツ選手として活躍したいとか、どんな理由でもいいんですが、まずはその夢の実現のために競輪選手を目指してほしいと思っています。そして養成所で人間性とともに、脚力も養って、すばらしい競輪という世界に踏み出してほしいですね。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

候補生募集中

 競輪選手候補生の募集は6月2日(月)から始まっている。応募可能な年齢は、2026年4月1日現在満17歳以上で、年齢の上限はない。入所は2026年5月予定で、卒業は2027年3月を予定している。

 試験の種類は、一般試験として自転車でバンク走行の経験のある人におすすめの「技能試験」と、自転車競技未経験者におすすめの「適性試験」があり、そのほか自転車や他のスポーツで国際レベルの実績を持つ人のための「特別選抜試験」がある。一般試験についての応募概要等は次ページの通り。

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