検索

ガールズケイリン女王・石井寛子がパールカップに賭ける 自己暗示も通じず前半戦は苦戦も「そろそろ結果を」と優勝を期す

  • PR text by Sportiva

パールカップに挑むガールズクランプリ2024覇者の石井寛子 photo by Noto Sunao(a presto)パールカップに挑むガールズクランプリ2024覇者の石井寛子 photo by Noto Sunao(a presto)この記事に関連する写真を見る 6月17日(火)~19日(木)の3日間、岸和田競輪場で女子のGⅠ開催「パールカップ」が開催される。4月のGⅠ開催「オールガールズクラシック」では、佐藤水菜(神奈川・114期)が驚異的な強さで優勝を飾り、年末に行なわれるガールズケイリン最高峰のレース「ガールズグランプリ2025」の切符を早くも獲得した。そしてこのパールカップで2枚目の切符を誰が手にするかに注目が集まっている。その優勝候補のひとりに挙げられるのが、昨年のガールズグランプリ2024を制した石井寛子(東京・104期)だ。この開催に並々ならぬ闘志を燃やす彼女に話を聞いた。

女王としての私の宝物

――まずはガールズグランプリ2024を制してからここまで何か変化はありましたか。

 ありがたいことに、ガールズグランプリを獲ったことによって、チャンピオンとしてできるイベントごと、取材などが多くて、そのほとんどを受けてきました。競輪を広める意味でも今しかできないことだなと思っています。今年もグランプリに出場できたら、ここまでの5カ月間が私の宝物になるなと思っています。そのような活動とレース、両方を追いかけていって勝てたら最高だなと思っています。そんな日々を過ごしてきました。

――4月のオールガールズクラシックがひとつの目標だったかと思います。そこに向けてはどんな調整をしていましたか。

 年明けから少しして、なんだか思うように走れなくなったんですよね。勝てなくもなってきて、なんでだろうと。いろんな人に相談もして、少しずつ走り方を修正してきました。4月のGⅠには間に合うかもしれないと思ったのですが、結局決勝には行けませんでした。感覚はよかったんですが、成績が悪かった。最終的には間に合わなかったということです。

――オールガールズクラシックでは初日4着、二日目7着、三日目1着という結果でした。この結果をどう評価していますか。

 実は1年前のオールガールズクラシックとまったく同じ順位でした。それを思ったら、1年前から成長できなかったなというのが反省点です。ただ最後(三日目)は勝利者としてお客さんの前でインタビューに出させてもらい、すごくうれしかったですし、パワーももらいました。(開催地の)岐阜のお客さんの声援がすごくて、名前も呼んでもらえて、1着を獲れてよかったなと思っています。

1 / 3

フォトギャラリーを見る

    キーワード

    このページのトップに戻る