円盤投げ、BMX、社会人からガールズケイリンへ 卒業記念レースで輝いた期待の女子選手たち
第128回生の(左から)酒井亜樹、岩元杏奈、半田水晶 photo by Takahashi Manabuこの記事に関連する写真を見る
高いパフォーマンスを発揮した128回生
3月4日(火)、5日(水)の2日間、日本競輪選手養成所の「卒業記念レース」が、静岡競輪場で開催された。多くの競輪ファンが詰めかけるなか、第127回生の男子69名(1名欠場)と、第128回生の女子20名が約10カ月間の訓練の成果を披露。レベルの高い白熱したレースが展開された。
この127・128回生の男女ともに養成所では過去最高レベルの結果を残している。
ここで紹介する女子は第2回記録会の400mと、第3回記録会の500mで期別平均最高タイムを更新。なかでも酒井亜樹は、全3回の記録会でゴールデンキャップを獲得し500mの養成所新記録も樹立している。短距離ナショナルチームの一員としても活躍し、2月のアジア選手権のチームスプリントで銅メダル獲得に貢献するなど、個人でも目立った活躍を見せた選手がいた。
そんな女子選手のなかで、卒業記念レースで存在感を見せた3名を紹介する。
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