青木功、諸見里しのぶが絶賛。驚愕ギアにまさかの復帰も!?

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  • 木鋪虎雄●撮影 Photo by Kishiku Torao

「(このドライバーは)感じがいい。俺がうまくなったみたいだよ。クラブのおかげでまた(かつてのプレーが)生き返るかな」

 そう言って満面の笑みを浮かべたのは、日本を代表する名ゴルファー青木功氏。その伝説のプロが手にしていたクラブが、テーラーメイドが9月1日に発表した新製品「SIM GLOIRE(シム グローレ)」のドライバーだ。


新しいギアを発表したテーラーメイドのマーク・シェルドン-アレン社長新しいギアを発表したテーラーメイドのマーク・シェルドン-アレン社長
 テーラーメイドは同日、2月に発売したSIM/SIM MAXシリーズに続き、新たなテクノロジーを搭載した新製品「SIM GLOIRE(シム グローレ)」シリーズのほか、「SIM DHY」、「SIM UDI」、「P・770」、「P・7MB」、「P・7MC」、「MILLED GRIND 2(ミドルグラインド2)」「Spider FCG(スパイダー エフ・シー・ジー)」を一挙にリリース。さらにロフト角、ライ角調整など自分にあったクラブにカスタマイズできるフィッティングサービスを全国に展開することも併せて発表した。

「SIM GLOIRE(シム グローレ)」シリーズは、飛び、やさしさ、美しさを兼ね備えた「M GLOIRE(エム グローレ)」に、SIMシリーズ()で培った最新テクノロジーを搭載したモデルで、ドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンをそろえている。
※日本で2020年上半期売り上げ1位を記録したシリーズ。8月の全米プロゴルフ選手権でコリン・モリカワが使用して初優勝を果たすなど、全世界で数々のゴルファーが使用し好成績を残している
左からSIM GLOIREドライバー、SIM GLOIREフェアウェイウッド、SIM GLOIREレスキュー、SIM GLOIREアイアン。10月9日発売左からSIM GLOIREドライバー、SIM GLOIREフェアウェイウッド、SIM GLOIREレスキュー、SIM GLOIREアイアン。10月9日発売
「SIM GLOIRE(シム グローレ)」シリーズ>>

 SIM GLOIREのドライバーは「一言でいうと、フェースが広範囲でミート率が落ちないドライバー。ボールが簡単に上がって飛んでくれる。フェース面のどこに当たっても曲がらず、よく飛ぶドライバー」(同社 高橋伸忠ディレクター)ということだ。

 事前の収録でSIM GLOIREドライバーで試し打ちをした、諸見里しのぶプロはビッグドライブを連発。その様子を見た青木氏は「来年から復活だな」と笑いを誘った。諸見里さんはこのドライバーの打ち心地について、「すごく構えやすいですし、普通に振っただけでもボールが上がりやすいです。(ボールが)吸い付いてくれるというか、フェースに長く乗ってくれているイメージで、打った瞬間に球が飛ぶんじゃないかと思わせてくれるクラブですね」と絶賛していた。

 さらに「ちょっと球がつかまりづらいという方でも、簡単につかまえることができて、年配の方でも優しく打つことができると思います。またクラブがスタイリッシュで違和感なく構えることができるので、どの方にも合うクラブだと思います」と年代を問わずおすすめしたいクラブであることを強調した。

 SIM GLOIREフェアウェイウッドは、「ドライバーとのマッチングを意識して重心を整えることで、ドライバーと同じイメージで打てるフェアウェイウッドに仕上がった」(同社 柴崎高賜マネージャー)と解説。

 またSIM GLOIREレスキューは、「フェアウェイとアイアンの懸け橋となることを意識して、飛びや方向性だけでなく、スピン性能を整えることをコンセプトに開発。それにより高弾道で狙えるレスキューになっている」(柴崎氏)とその特徴を説明した。

 そして軽量化と低重心化を目指したSIM GLOIREアイアンについては、大西葵プロが試し打ち。ピンまで160y、少しアゲインストの状態で、普段なら5番アイアンで打っているところを7番アイアンで打ってみた。ぐんぐん伸びたボールはピンにピタリとつけ、飛距離は168yに。この数値に「本当に!? 飛んでる!」と驚きの声をあげた。さらに同じ条件で打った永峰咲希プロはこう語る。

「すごく飛びますね。風にも負けないでしっかり前に飛んで行っている感じがしました。これだけ飛んでいるにも関わらず、しっかり止まってくれているので、スピンが多いのかなと思います」

 往年のプロから現役選手までも虜にする「SIM GLOIRE」シリーズ。そのクオリティーの高さから、ツアープロはもちろんアマチュアまで、多くのゴルファーのパフォーマンス向上に貢献できるはずだ。

 そして、テーラーメイドではこの秋からクラブのロフト角、ライ角、シャフトの選定など、自分にあったクラブにカスタムできるフィッティングサービスを展開する。全国のSELECTFIT STORE(セレクトフィットストア)で注文したクラブは、新たに開設した「TMC_Tokyo(Taylormade Custom, Tokyo)」ですべて組み立て、カスタマーにスピーディーに届けられる。

「TMC_Tokyo」では、4方向からのカメラとセンサーによりロフト角、ライ角をより高精度で調整可能なテーラーメイド独自の機器「Bullseye Bending Machine(ブルズアイ)」を導入。この機器を駆使し、職人が1本1本を丁寧に組み立てる体制を整えている。

 またセレクトフィットストア限定モデルも展開。それが、「SIM DHY」、「SIM UDI」、「P・7MB」、「P・7MC」の4モデルだ。
セレクトフィットストア限定モデルの「SIM DHY」と「SIM UDI」セレクトフィットストア限定モデルの「SIM DHY」と「SIM UDI」「SIM DHY」はこちら>>
「SIM UDI」はこちら>>

「SIM DHY」はあらゆる芝や砂の状態に対応可能な多様性に優れたドライビングハイブリッドアイアンで、「SIM UDI」は操作性の高いヘッド形状のドライビングアイアン。どちらもフェース反発力が向上し、スイートエリアが拡大。心地よいフィーリングと大きな飛び、高弾道をもたらしてくれる。
左から「P・7MB」、「P・7MC」、「P・770」。左に2本はセレクトフィットストア限定モデル左から「P・7MB」、「P・7MC」、「P・770」。左に2本はセレクトフィットストア限定モデルPシリーズアイアンはこちらから>>

 テーラーメイドの代表的なアイアンといえば、タイガー・ウッズのために開発された「P・7TW」。そのDNAを引き継いだのが、「P・7MB」、「P・7MC」、「P・770」だ。

「P・7MB」はタイガー・ウッズのみならず、世界のトッププレーヤーのダスティン・ジョンソン、ローリー・マキロイらのリクエストに基づいて設計された、バックフェースに厚みがあるマッスルバックアイアン。「P・7MC」はマッスルバックアイアンに寛容性を融合したバックフェースにへこみのあるマッスルキャビティアイアンだ。どちらも振りやすさと美しさを兼ね備えたモデルになっている。

 また、これまでにない操作性と寛容性、フィーリングをもたらす「P・770」はセレクトフィットストア以外でも手に入れることができる。

 そのほか、スパイダーシリーズの新機種でスパイダーの特徴である寛容性とブレードパターの操作性を両立させたミッドマレットパター「Spider FCG」、タイガー・ウッズがウェッジに求める性能を独自のテクノロジーで具現化した「MILLED GRIND 2+TIGER WOODS SPECIAL EDITON GRIND WEDGE」(セレクトフィットストア 限定・数量限定)も同日に発表された。
左3つが「Spider FCG」、右端が「MILLED GRIND 2+TIGER WOODS SPECIAL EDITON GRIND WEDGE」左3つが「Spider FCG」、右端が「MILLED GRIND 2+TIGER WOODS SPECIAL EDITON GRIND WEDGE」「Spider FCG」はこちらから>>
「MILLED GRIND 2+TIGER WOODS SPECIAL EDITON GRIND WEDGE」はこちらから>>

 ゴルファーがさらなる飛躍を遂げるために、あくなき探求心で最高のクラブを提供し続けている、テーラーメイド。ここで紹介したどのモデルも同社が持つ最新の技術を凝縮した機能性、デザイン性の高いギアとなっている。これらを使うことで、きっと楽しいゴルフライフを送れるはずだ。

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