青木宣親選手が特別支援学校を訪問。「野球の原点を確認しました」 (2ページ目)
青木選手は練習後、一人ひとりサインに応じ、記念のキャップとリストバンドをプレゼントした。学生たちが高揚しているのがわかる。メジャーリーガーと野球したこと、会話を交わしたことは彼らの胸に強く刻まれたはずだ。
メジャーリーグは社会活動にも力を入れているという話を聞くが、実際のところどうなのだろうか。
「ブリュワーズ時代に福祉施設の建物を作りに行ったことがあります。実際にトンカチ持って、大工仕事をするんです。それには驚きましたね。(メジャーリーグは)地域密着、社会貢献という意識が高いです」
アメリカでスポーツ選手のステータスが高いのは、競技レベルが高いということだけでなく、そういった社会貢献、奉仕活動による部分もあるだろう。
「契約したニューバランスも社会活動に力を入れていると聞きます。協力して、またこういう活動ができるといいなと思っています。今日はみんなが本当に野球を愛していて、楽しんでいるんだというのがひしひしと伝わってきて、僕も刺激を受けました。彼らに負けないよう、今シーズンもアメリカで頑張ってきます」
練習後、野球部の生徒たちと記念写真
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